栄光の国鉄急行列車


<北海道の急行>

大雪〔DAISETSU〕 PC、DC急行  2007年7月25日新設  2013年1月11日更新(動画追加

 北海道の代表的な急行。北海道の中央に位置する大雪山系にちなんで、大雪(だいせつ)と命名されたのも、北海道の急行では、まりもと並んで、最も早く、1951年4月1日です。当初は、本州の青函連絡で、函館〜旭川を走る客車急行でした。1963年6月改正では、石北本線、札幌〜網走間を走る急行となり、1968年10月1日では、列車名統合により、旭川〜網走間の急行の総称となり、一挙に5往復となりました。

 写真は遠軽駅で出発を待つす大雪4号、1981年8月に撮影、駅のホームには、遠軽名物かにめしの売り場も見えます。この大雪4号514Dは、遠軽〜旭川間は、急行ですが、列車としては、名寄発で、名寄本線経由で、名寄〜遠軽間は、普通列車の1623D、56系の2両編成でした。

00905068.jpg (107989 バイト)急行<大雪4号>キハ56系 遠軽駅にて 1981年8月撮影

 下の画像(動画)は、下り特急いしかり1号とすれ違う上り急行大雪1号です。1981年8月頃に滝川駅付近にて、Toyoshima様が撮影された貴重な動画(6MB、WMV)を掲載しています。(下の画像をクリックにて動画再生)

daisetsu01.jpg (25032 バイト) 急行<大雪1号>キハ56系 滝川駅付近にて 1981年8月頃 Toyoshima様撮影

 1985年10月改正では、昼行、夜行の2往復体制となり、JR化後も、夜行の1往復が、残りましたが、夜行が気動車化され、この際に特急オホーツクに、格上げされたため、1992年3月14日に、この伝統的な急行も廃止されました。

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