国鉄特急 |
<本州>
こだま〔KODAMA〕 EC特急 新幹線特急 2010年3月23日新設
東京〜大阪、神戸間に運転されていた日本初の電車特急。こだまが登場するまでの特急は、全て客車列車であり、戦後の成長期に開発された全くコンセプトが異なる画期的な特急列車でした。1958年に開発された新性能電車、特急用20系(のちの151系)により、1958年11月1日に、東京〜大阪間のビジネス特急として華々しく登場し、同じ東京〜大阪間の特急が戦前と同様の客車列車のつばめ、はとであった頃に、完成度が極めて高い、こだま型と呼ばれる流線形の電車特急の登場は、戦後の復興を印象付ける大きな出来事のひとつとなりました。
写真は、川崎重工業兵庫工場に静態保存されている1958年製造のクハ181−1、HMはこだま。在来線特急のこだまは、1964年10月の東海道新幹線開業と同時に、廃止され新幹線の各駅停車の特急名になったため、現役時代の写真は、現時点で入手できていない事から保存車を掲載いています。なお、このクハ181−1保存車は、映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の撮影にも使用されました。
特急<こだま> 川崎重工業兵庫工場に保存されているクハ181-1
こだまの列車名は、当時、公募により、東京〜大阪間を日帰りできるスピードのイメージにぴったりという事で、選ばれたもので、又、国鉄時代の特急用車両の象徴とされた逆三角形の特急マークや側面のJNRマークもこの151系電車用に公募されたものです。
1964年10月の東海道新幹線開業により、新幹線の各駅停車の特急名になったこだまですが、新幹線の主役、超特急ひかりと、外観は変わらない0系により運転されたため、どちらかというと、在来線の特急時代とは、対照的に、あまり目立たない存在になりました。
写真は、東海道新幹線開業前の0系12両編成写真です。鳥飼基地にて、TAKEMASU様が、撮影された貴重な写真を掲載しています。先頭車両は、新大阪よりの22-11です。
新幹線0系 開業前の新幹線、鳥飼基地にて1964年 TAKEMASU様撮影
山陽新幹線開業後も各駅停車の特急としてこだまは活躍を続け、0系こだまは、2008年11月末の定期営業運転を最後に、引退し、0系の花道を飾りました。
特急こだま 引退直前の0系 山陽新幹線、吉井川橋梁にて、2008年11月13日撮影
こだまは、車両としては、大きく変わりましたが、東海道、山陽新幹線の各駅に停車する列車として今も活躍を続けています。
特急こだま 引退直前の0系、2008年11月15日撮影
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