国鉄特急


<本州>

すいごう〔SUIGOU〕 EC特急    2010年3月22日更新

 都心と千葉の銚子を成田線経由で結んでいたローカル特急。運転区間は、新設当初、房総方面への旧ターミナル駅の両国駅と銚子駅間で、路線は両国から総武本線を経て、佐倉から成田線に入り、松岸で総武本線に戻り銚子駅まで達していました。特急すいごうは、1982年11月15日の改正で、同区間を走っていた急行水郷を183系電車特急に格上げし誕生しました。これにより房総方面の優等列車は、全て特急化されました。

 名前の水郷(すいごう)は、茨城、千葉県境の利根川下流の低湿地地帯に広がる水郷に由来し、ここの水郷は、規模が大きく、水郷筑波国定公園にも指定されいる事から、この方面に向かう列車としては、ふさわしい名前です。

 写真は、廃止直前の特急すいごうです。いづみ様が2004年10月に千葉駅の10番ホームで撮影された写真を掲載しています。車両は最後まで183系が使用されていました。JR化後も、走り続けた183系すいごうも、2004年10月16日改正では、同じ方面の定期特急列車名統一により、特急あやめに、ホームタウン成田と共に吸収され残念ながら廃止されました。

183.jpg (72767 バイト) 特急<すいごう>183系 千葉駅にて 2004年10月 いづみ様撮影

 写真は、総武本線を快走する183系すいごうです。2000年(平成12年)11月、総武本線、物井〜佐倉間にてデジアナ様が、撮影された写真を掲載しています。

183-suigou.JPG (237199 バイト) 特急<すいごう>183系 物井〜佐倉間にて 2000年11月 デジアナ様撮影

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