ローカル私鉄紹介

    琴平電鉄(高松琴平電気鉄道)   1998.6.1  PAGE 1

 独立路線となった志度線

 志度線は瓦町駅の再開発に伴い、1994年に路線が分断され、現在独立した路線になっています。志度線の瓦町駅のホームは北側の角にあり、琴平線、長尾線のホームと離れ、独立した乗り場になっています。1976年の長尾線の昇圧以降は志度線と長尾線の車両は共通で使用されていましたが、路線分断により各路線の車両は固定化されています。

 r1033.jpg (21043 バイト)345+230 屋島駅にて 1998.5.3

 車両は30形が主流で、8両が在籍しています。その他は4両〜1両の雑多な形式の電車が在籍しています。志度線では琴電自社製としては、300形のみが2両在籍しており、写真はその300形345です。この345は琴電唯一の広告電車で車体に屋島山上水族館の広告を取り付けています。現在230と編成を組んでいます。

r1034.jpg (18076 バイト)2000形230 屋島駅にて

 写真は2000形230です。この230は1953年に国鉄から宮城買収国電300形3両を譲り受けた内の1両で、木造車でしたが、1957年に剛体化されました。剛体車化後も台枠にはトラス棒が残っていましたが、現在は撤去されています。宮城買収国電の他の2両は、1両が剛体化と同時に電装されMcの67(←220)として現存、もう1両は木造車(210)のままで、すでに廃車になっています。

r1036.jpg (18049 バイト)335+890 大町にて

 写真は志度線のもう1両の3000形、335です。現在は890と編成を組んでいます。この日、志度線の日中の運行はこの2編成以外は全て30形でした。

r1037.jpg (19842 バイト)890形890 大町にて

 写真の890形890は1974年11月15日に廃止された山形交通高畠線のモハ4で、元は西武鉄道のモハ151形モハ156(→クハ1156)です。1928年の川崎造船製、琴電には1976年に入線しました。電動車740形740でしたが、1983年に制御車になり860形870に変更されています。おわん型ベンチレーターや独特な雨ドイなど異色のスタイルで人気の高い車両です。

r1038.jpg (21320 バイト)20形22 今橋工場にて

 写真は20形22です。20形(21、22、23、24)は元大阪電気軌道のデロ20形で1963年に近鉄より4両を購入、琴平線、長尾線でも活躍しましたが、現在全車、志度線に集結しています。以前この22には窓上に優雅な飾窓の跡が残っていました。20形は現在も琴電最古参の車両として朝の増結用に使用されています。

r1039.jpg (20242 バイト)20形24 今橋工場にて

 志度線にはその他、60形65、70形72、80形81、850形850がいますが、予備車又は入場中であり、今回は走行する姿は見ることができませんでした。

 この様に志度線にも長尾線と同等の貴重な車両が集結しており、近代化による旧型車の淘汰が開始されるのも時間の問題と言われており、早目に再度訪れたいと思います。

 

 

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